コンビニ材料だけ。ZEN TEA BREWのアレンジカクテル4選

ZEN TEA BREWは、茶葉とボタニカルを蒸留酒に漬け込んで仕込むDIYカクテルキットです。ボトルに入れて冷蔵庫で1時間待つだけで、自分だけのTea Infusion(ティーカクテル)ができあがります。

ストレートやソーダ割りも美味しいけれど、もうひと手間加えるともっと楽しい。今回は、仕込んだTea Infusionにコンビニで買える材料を足すだけのアレンジカクテルを4種ご紹介します。なぜその組み合わせが美味しいのか、香りの科学にも少し触れながら。

Recipe 01 — 柚子緑茶ジントニック

使用キット:闘茶師の一撃柚子緑茶ハイボール
釜炒り緑茶 / 柚子 / カルダモン / 和山椒

4種の中で最もドライなこのキットには、ジントニックのフォーマットがよく合います。ジンのボタニカル、トニックウォーターのほろ苦いキニーネ感、そして釜炒り緑茶の香ばしさ。三者が「苦味」という同じ軸で重なり、キレのあるドライカクテルに仕上がります。

材料

  • Tea Infusion(ジンで抽出) 30ml
  • トニックウォーター 180ml
  • レモン果汁 少々(お好みで)
  • 氷 たっぷり

作り方

  1. グラスに氷をたっぷり入れる
  2. レモン果汁をグラスの底に入れる — 酸が柚子の香気成分(リモネン)を液中に留め、炭酸で香りが飛ぶのを防ぎます
  3. Tea Infusionを30ml注ぐ
  4. 静かにステアする
  5. トニックウォーターをグラスの内壁に沿わせて、やさしく注ぐ
  6. 軽くひと混ぜしたら完成

仕上がり:alc. 約6%

なぜジン? ジュニパーベリーをはじめとするジンのボタニカルは、釜炒り緑茶や柚子と同じ「植物系アロマ」のファミリー。似た香りの素材同士は、自然に溶け合います。お酒の選び方について詳しくは「ティーカクテルに合うお酒の選び方」をどうぞ。

Recipe 02 — ストロベリーローズ・ティースプリッツァー

使用キット:苺と薔薇の紅茶アフタヌーンカクテル
紅茶 / いちご / 薔薇

苺と薔薇の繊細な香りを活かすには、お酒自体が主張しないことが大事。ウォッカのクリアな透明感が、キットのフローラルアロマをそのまま届けてくれます。

材料

  • Tea Infusion(ウォッカで抽出) 30ml
  • 炭酸水 130ml
  • ピーチネクター 20ml
  • 塩 ひとつまみ(お好みで)
  • 氷 たっぷり

作り方

  1. グラスに氷をたっぷり入れる
  2. 炭酸水を先に注ぐ
  3. ピーチネクターをゆっくり沈める
  4. Tea Infusionを上からそっと注ぐ — 比重差で美しいグラデーションが生まれます
  5. 塩をひとつまみ加え、底から持ち上げるようにステアして完成

仕上がり:alc. 約6%

注ぐ順序がポイント。炭酸水→ネクター→Tea Infusionの順に注ぐと、比重の違いで色の層が生まれます。塩ひとつまみを加えると、甘さの輪郭がくっきりして薔薇の香りがふわっと立ちます。もっとテクニックを知りたい方は「自宅カクテルが格段に美味しくなる10のコツ」もぜひ。

Recipe 03 — スモークフィグ・コーラ【一番人気】

使用キット:真夜中の無花果スモークカクテル
燻製紅茶 / いちじく / 林檎

4種の中で一番人気のレシピです。燻製紅茶のスモーキーさとコーラのスパイス感が驚くほど重なります。その理由は化学にあります。燻製の香気成分「グアイアコール」とコーラに含まれる「バニリン」は、どちらもフェノール系化合物。分子構造が似ているから、脳が自然に「同じ仲間」として認識し、一体感のある味わいに仕上がるのです。

材料

  • Tea Infusion(ウイスキーで抽出) 30ml
  • コーラ 150ml
  • レモン 1切れ
  • 氷 たっぷり

作り方

  1. グラスに氷をたっぷり入れる
  2. レモンの皮をグラスの縁にこすりつけ、柑橘油を出す
  3. Tea Infusionを30ml注ぐ
  4. 静かにステアする
  5. コーラをやさしく注ぐ
  6. レモンをひと搾り、軽くひと混ぜして完成

仕上がり:alc. 約6%(コーラゼロでもOK。甘さ控えめでスモーク感がより際立ちます)

なぜウイスキー? このキットの燻製紅茶は、ウイスキー樽と同じ木材のチップで燻されています。同じ木の香りを纏った茶葉とウイスキーが出会う。それが自然な調和の正体です。洋酒だけでなく焼酎で仕込むアプローチについては「ティーカクテルに合うお酒の選び方」で詳しく紹介しています。

Recipe 04 — 焙煎ピーチ・ミルキースパークル

使用キット:大人時間の焙煎ピーチウーロン
焙煎ウーロン茶 / ドライピーチ / カルダモン / 金平糖

ラムの糖蜜由来のキャラメル感と、焙煎ウーロンの焦がし香。どちらも「火入れ」で生まれる風味という共通点があります。ピーチの果実感と少量の乳酸飲料のまろやかさを添えた、デザート感覚の一杯です。

材料

  • Tea Infusion(ラムで抽出) 45ml
  • 乳酸飲料 20ml
  • 炭酸水 100ml
  • レモン果汁 少々(お好みで)
  • 氷 たっぷり

作り方

  1. 乳酸飲料とTea Infusionを、グラスに入れる前に小さなコップで先に混ぜ合わせる — 粘度が違う液体を先に均一にするのがコツ
  2. グラスに氷をたっぷり入れる
  3. 混ぜ合わせたベースをグラスに注ぐ
  4. レモン果汁を加え、軽くステアする
  5. 炭酸水をやさしく注ぎ、ひと混ぜして完成

仕上がり:alc. 約6%

乳酸飲料は控えめに。乳酸飲料に含まれるカゼイン(乳タンパク)がウーロン茶のタンニンと結合し、焙煎香を吸着してしまいます。20ml以下にとどめて「隠し味」として使うのがコツです。

コンビニ買い物メモ

全4レシピを作るなら、これだけ揃えればOKです。

  • トニックウォーター(Recipe 01用)
  • 炭酸水(Recipe 02・04用)
  • コーラ or コーラゼロ(Recipe 03用)
  • ピーチネクター(Recipe 02用)
  • 乳酸飲料(Recipe 04用)
  • レモン or レモン果汁(全レシピで活躍)
  • ロックアイス(全レシピ共通)

お好みの蒸留酒で仕込んだTea Infusionがあれば、今夜から4種類のカクテルが楽しめます。どのお酒で仕込むか迷ったら「ティーカクテルに合うお酒の選び方」を参考にしてみてください。

→ ZEN TEA BREW カクテルキット全4種を見る